Windows2012R2をWindows2019へ 再挑戦

前回Windows2012R2からWindows2019へのバージョンアップに挑戦。vmware環境のトラブルであえなく敗退した訳ですが、そのvmwareのトラブルについてはまた違う機会にご紹介するとして、ここではその後のバージョンアップ作業について書かせていただきます。

前回は下記の「0%完了しました」画面から先に進むことはなかったのですが、

あれこれと対策を施した上で再挑戦し、

と、ようやくインストールが順調に進み始めました。やがて

と表示後、「更新プログラムを構成しています」の画面となります。が...何故か91%の状態から全く先に進まなくなり、かれこれ30分ほどこの状態で放置しましたが構成とやらが進んでいるようには見えず、しびれを切らしてvmware管理コンソールから強制的に再起動しました。
再起動後同じ「構成プログラムを構成しています 91%」の画面に戻ってきましたが、ほどなくして作業が終了したらしくWindowsログオン画面となりました。強制的に再起動したのが良かったのか....はたまた偶然か....WindowsUpdateプログラムは時々「PCの電源を切らないでください」とメッセージを表示したまま、うんともすんとも言わなくなることがありますが心臓に良くないですよ、ね。

Windowsログイン後ライセンス認証を実行します。参考にさせて頂いた「Windows Server 2012 R2から2019へのバージョンアップ」記事ではライセンス認証でのトラブル事例についても触れられていますが、今回は幸いにも準備したライセンスキーで問題なく認証できました。この辺りは「運次第」という気もします。

参考記事では触れられていませんでしたが、vmware仮想マシン設定を変更し、ゲストOSのバージョンをWindowsServer2012からWindowsServer2019に変更しておきます。変更しない場合、いかなる不都合が発生するのか分かりませんが、しないよりはした方が良いのかな、と思います。

このWindowsServer環境も、参考記事同様にBUFFALO社のNASをバックアップ用に使用していますので、Lanmanワークステーション設定を変更する必要があります。ローカルグループポリシーから「安全でないゲストログオンを有効にする」を有効状態に変更します。

と言う訳で、Windows2012R2からWindows2019へのバージョンアップは、バージョンアップウィザードが良くできていると言うこともあると思いますが、失敗する確率は低いと思われます。物理サーバー環境がWindows2019に対応できるのであればバージョンアップする価値はあるかと(もちろん必要性がなければ寝た子を起こす必要は無いですけどね)。
それよりも正式なWindows2019ライセンスを入手する方が難しくなっていくのかも、と言う印象を受けます。今回は未使用ライセンスが残っていましたのでそれを使用しましたが、ネットでWindows2019を調達することはできるのかとググって見るとかなり怪しいパッケージもある、と言うより間違いのないライセンスを見つけ出すのは結構大変じゃないかしら?と言う印象を受けました。

そして何よりも今回一連の作業では、vmwareの間違った解釈と使い方をしていたため、かなり遠回りの作業となってしまいました。あぁ恥ずかしい。次回はその件についてお話しさせて頂きます。

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